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良い子でいましょう

 の解説

インド神話で、正法・光明の神。のち死の神と考えられ、仏教では、冥界 (めいかい) の王、地獄の王として、人間の死後に善悪を裁く者とされる。閻魔。閻魔大王。閻魔羅 (えんまら) 。閻羅 (えんら) 。閻王。

 

出典:閻魔王(えんまおう)の意味 - goo国語辞書

 

閻魔とかけまして、オアシスととく

そのこころは

どちらもさばく(裁く・砂漠)存在でしょう

 

嘘を付くと閻魔様に舌を引っこ抜かれるぞ。

 

誰もが一度はそんな事を大人から言われたり、誰かから聞かされたことがあるんじゃなかろうか?

 

で、仮にそれが真実だと仮定して、死後に舌を抜かれない人間が果たしてどれだけいることだろう?成人に限定したらゼロ人説もありえるのではなかろうか?

 

神は我らを作り給うた。そして勝手に作った挙げ句に勝手に裁いて勝手に地獄に落とす。創造神とやらはなんとまぁ傲慢と言うか自分勝手な存在であろうか?と、幼心によく思ったものだ。そんなに嘘つかせたくないなら、最初からしゃべるクチを作らなければいい。

戦争も盗みも元をただせば飢餓とその恐怖から来る。最初から餓えないような構造にすれば争いの8割は無くなるんじゃないか?悪いことなんてしなくて済む。それこそ仙人みたいにカスミだけで生きていけるように人類を創造したら良かったのだ。閻魔様という存在は神のマッチポンプ感がとても強く感じる。

 

まぁこれ以上批判めいたことを言うと天罰下るからここまでにしとくけど、誰が地獄だの閻魔様を考えついたのだろうね?実際にあの世で閻魔を見たという人物を聞いたこと無いし。少なくとも釈迦が言ったことではないはず。彼は現世こそ地獄だと主張してるのだから。

 

それこそ子供の躾に天国や地獄の話を持ち出したように、どこかの僧侶が治安維持の意味合いを込めてそんな話が考え出されたのでしょうね。あるいは仏教の権力というか存在感を増すため?まぁそれならそれで、言った張本人がきちんと手本を示さないといけないけどね。

 

結局、嘘を付くな悪いことするなっていうのは子供よりも大人にしっかり言い聞かせないといけないこと。偉い人間ほど守れてないのだから。子供なんて大人の背中を見て育つのだから、自分がちゃんとしてれば口にせずとも勝手に良い子になってくれるでしょうよ。