一瞬、シモネタが思い浮かんだけど発言はしない。
ちん‐ちょう【珍重】
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1 珍しいものとして大切にすること。「酒の肴 (さかな) として珍重される食品」
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2 自分を大切にすること。手紙文で自重・自愛をすすめる語。
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3 めでたいこと。祝うべきこと。
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「源六を討ち取る事―の至りなり」〈浄・頼光跡目論〉
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珍重とかけまして、渾身のデザインととく
そのこころは
どちらもだいじ(大事・題字)にしていくといいでしょう。
年齢を重ねると、二極化していくような気がする。
一方は何かに付けてこだわりが先鋭化されていき、もう一方はこだわりそのものがどんどんと無くなっていく。多分、僕は後者だと思う。
我が家で珍重してるものは何だろう?と考えて見た時。家宝と呼べるものはないし、私生活や仕事で大事にしてる道具というものも特に無い。(仕事面でそれは問題がある気はするけど)
恋愛においても、女性の好みがだんだんいい加減になってきた。美人でもブスでもいいけど、とりあえず怖い人とか束縛する人じゃなければそれでいいや。って感じ。
あまりいい言葉ではないけども、仮に日本国内で勝ち組と負け組というものがあって、それぞれ振り分けられるとしたら、おそらく僕は負け組に属すると思う。学校にはいまいち馴染めなかったし、職も転々としてきた。個人事業主になった今だって、安定とは程遠くて明日をも知れぬ身だ。
所謂、いい学校出ていい会社(或いは公務員)に行くという一般的な社会のレールからは思い切り外れてしまっている。
学校や会社など、組織という自分を守ってくれる存在がない状態で生き残ろうと思うと、日々の世の中の変化に敏感になって、その時その時を柔軟に対応をしていくしかない。こだわりが多いほど、それが足かせになってしまう。こだわりという言葉をプライドと言い換えてもいいかも知れないね。
自分の思い通りに行くことなんて本当に少ない。今後もいろんな失敗やしくじりをおかすだろうけど、大事なのは受け身だね。投資の世界の表現で言えば損切りってやつ。
負けや失敗が悪いのじゃない。そこに囚われてしまうことがまずい。やっちまったけどまぁいいか。と、さっさと次に切り替えられるかどうかが、失敗のダメージを少なくする鍵だね。
勝ちにも負けにも両方こだわってると、すぐ胃に穴空いちゃうよ。