辞書と暮らせば(休業中)

3月前後に復帰予定

さんさんごご拍子

[副]三人、五人というような小人数のまとまりになって、それぞれ行動するさま。三三両両。「生徒が三三五五帰っていく」
 

出典:三三五五(さんさんごご)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

 

三々五々とかけまして、上手く作れたチャーハンととく

そのこころは

どちらもパラパラと散ってるでしょう。

 

辞書の説明だけでは要領を得ないので、下記のサイトも参考にします。

kokugoryokuup.com

 

つまり、3〜5人くらいの少人数のグループが集まったり解散したりするときに使われる四字熟語の模様。

 

”飲み会は18時に三々五々でワタミに現地集合ね”

もしくは

”卒業式後、生徒達は三々五々に帰っていった”

 

みたいなふうに、要はバラバラに集まったり解散したりするというニュアンスが強いので、別にソロだろうが6人以上でも問題ないということ。

この表現の曖昧さがいかにも日本語っぽくて僕は好き。白でもない黒でもないグレーないい加減さ。

 

などと書いてる途中に、ふと、

「そういえばこの三々五々という表現を10年以上目にしてない気がする。あそっか!もう会社に勤めてないから、集団行動をすることがほとんどないや。しかもお酒をほぼやめてるから、プライベートでも飲み会に参加する機会も激減してる。振り返るとソロ活動ばかりでなんて寂しい30代か!」なんて考えが頭をよぎり、三々五々という言葉に出会ったおかげで少し惨めな気持ちになってしまった。

 

というわけで、前言撤回。やっぱりこの四字熟語あんまり好きじゃねえわ。