辞書と暮らせば(休業中)

3月前後に復帰予定

良いこのみんなは真似しないでね。

の解説

一つの文字と一つの語句。わずかな字句。「一字一句違わない盗作」

 

出典:一字一句(いちじいっく)の意味 - goo国語辞書

 

一字一句とかけまして、西洋美術ととく

その心は

どちらも事細かいでしょう

 

「一字一句違わない盗作」と辞書の使用例にある通り。じつは僕も一字一句違わず、たくさん盗作をしてまいりました事をここに告白いたします。

 

このブログの事じゃないよ!引用をすることはあっても記事そのものをパクった事はないよ!そもそも人様の記事を盗作してたら、今頃たくさんアクセス集めて人気ブログに片足突っ込んでるはずですから!まぁお世辞にも文章力の高いとは言えないこれらの記事を読んでたら、読者から盗作を疑われる事はあり得ないと思いますけどね。

 

話が逸れました。盗作って言うのは、小学校の頃にいやいや書かされた夏休みの読書感想文とか俳句の宿題とか。

優秀な作品だと、文集に載るじゃないですか?その文集から古いやつをこっそり丸写しです。今の時代はどうか知らないけど、少なくとも当時の俳句の課題に限れば、作品を丸写しでも100%バレませんでしたね。読書感想文はさすがに一言一句丸ごとコピペはバレるので、複数の感想文から様々な文章表現を拝借しまして。本自体は1ページも読んでないのにそれっぽい感想文に仕上げておりました。

 

別に先生や周りの同級生達からチヤホヤされたかったわけじゃない。ただただ俳句も作文も考えるのが大嫌いで。盗作でもなんでも良いから、それっぽい事を書いて提出さえ出来ればそれで良かったのです。面倒臭い事を片付けさえできたら。

 

それ故に間違って優秀作品に選ばれて、全校生徒の前で表彰された時はとてもバツが悪かった。そりゃ他人の優れた作品をコピペしてたら、選ばれやすくなるのは当たり前ですわ。そうでなくても目立つのが好きじゃない性格。ましてや後ろめたい事をして表彰台に立つのですから、穴があったら入りたいどころじゃない。

 

かと言って一度表彰された以上、今更自分で一から考えて拙い作品を出す事も出来ない。それ故に毎年の夏休みはひたすら盗作して課題を提出して表彰されて、胃の痛くなる思いをして。中学になって課題をサボる事を覚えるまで毎年地獄でしたねぇ。

 

今思えば、ネットやSNSのない時代で本当に良かったなと。昔よりも優れた作品を検索してコピペしやすいかもしれないけど、その分ちょっと調べれば盗作かどうかもすぐ分かってしまう。そして悪事がバレてしまえばSNSで簡単に拡散されてしまう。下手すりゃずっと卑怯者だと虐められてたかもしれませんね。

 

いっそ読書感想文も俳句の課題も廃止してしまえばいいのに。優れた感想文の書き方や良い俳句の作り方も教えもせず、ただ自分の思った事をそのまま表現すれば良いなんて無責任な事を言って子供に押し付けて。そんなんだから俺みたいな盗作野郎が生まれるんだと。それで読書も俳句も嫌いになったら元も子もないでしょうがと。

なんていい年こいた悪ガキの自己弁護してみたりして。