辞書と暮らせば(休業中)

3月前後に復帰予定

どうにか致命傷で済んだようだ。

 の解説
  1.  死の原因となる重い傷。「致命傷を負う」

  1.  取りかえしのつかないほど大きな痛手。「収賄の疑惑が致命傷となって落選する」

 

出典:致命傷(ちめいしょう)の意味 - goo国語辞書

 

致命傷とかけまして、漫画のワンピースととく

その心は

どちらもこうかい(後悔・航海)するでしょう

 

最近、独立を果たした友がいる。最近と言っても昨年末のことだけど。

一度、ビジネスに失敗して自己破産を経験して。それから別業種でコツコツと働いて下積みを積んで。昨年になってようやく国民政策金融公庫からお金を借りれるようになって晴れて店舗を構えて起業。これからバンバン稼ぐぞと張り切った矢先。ご存知のようにコロナの影響で多くのお店が休業をしており、友人のお店も例外ではなく自粛する羽目にあっております。気の毒なくらい運に恵まれていない。スタートダッシュの段階でつまづいてしまっているけど、これが致命傷にならないことを祈りたい。

 

お金っていうのは磁石みたいなもので。集まる人の元にはどんどん集まって、そうでない人の元からバンバン逃げていく。自分自身とその周りの人間を観察する限り、もともと家にお金のある人間はギャンブルをさせても簡単に大穴とか引き当てる。おそらく無欲に近い精神状態、少なくともお金にガツガツしてないことがビギナーズラックのようなものを引き寄せるのだろう。僕のように目をギラつかせながら銭を追い求めてると大概ダメですね。

恋愛も一緒。ガツガツしてると女の子は引いてしまう。彼女いなくても平気よ、くらいの心の余裕を持つ方がモテやすい。既婚者がモテるのはそういうことよね。

 

ただし当時を振り返ってみる限り、モテたくてガツガツして、それで女の子に逃げられて。それでも彼女を求めていた若い頃の方が恋愛そのものは楽しかったように思う。あの頃に比べると今の方がモテている。しかし恋愛に対してドキドキワクワクもしないし淡白になった。

 

お金もそうなのだろう。コロナの影響で仕事減ったし、ローンの支払いとか頭が痛いけど。今後、もう死ぬまでお金の心配をする必要がないという状態になった時。おそらく何の楽しみを持たずに一気に老け。早死にしてしまうかもしれないね。これこそ致命傷