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3月前後に復帰予定

伊東マンショってどんな人だったっけ?

 の解説

《大邸宅の意》中高層の集合住宅。ふつう、分譲形式のものをいう。

 

出典:mansion(マンション)の意味 - goo国語辞書

 

マンションとかけまして、バカと煙ととく

その心は

どちらも高い方がいいでしょう

 

昔、郵便局で配達のバイトをしておりました。

そして配達区域に新たな高層マンションが出来上がるたびに、ひどく憂鬱になったものです。

何が嫌って、道順組み立てね。配達自体は集合ポストに順次入れればいいだけなんだけど、その前段階の道順組み立てがとにかく時間を食う。

規模にもよるけど、一つのマンションにつき大体50〜100世帯くらい。高層マンションだと所得が多い家が多いから、1世帯毎の郵便物もとても多い。仮に公共料金関係の郵便を配る日だと、ざっと300とか400通くらいになるのかな。一つのマンションが出来るとそれだけ郵便物が増えるということです。

市の中心部で辺りがマンションだらけだともう最悪ですね。他の配達員たちがさっさと郵便局を出て配達に出かけてる中、自分だけ未だに道順組みをしてて出られない。そして郵便物が多いゆえに一度ではバイクに入りきらない。なので途中で帰局して残った郵便物をバイクに積まないといけないという二度手間。そして書留が多い日はマンションの登り下りを繰り返して戸別訪問をしないといけないため、時間がバカみたいにかかって昼休憩を犠牲にして配達をしないといけないというきつさ。丸1日休憩せずにひたすら配達に周る日もザラでしたね。

 

これだけならまだ良くて、年賀状の季節になったら、配達と並行して営業もしなくてはならない。そして成果が上がらぬと上司にしこたま叱られる。

マンションの住民って年賀状買ってくれないのよねぇ。すでに郵便屋の知り合いがいるからその人から買うか、そもそも近くのコンビニで買うから、わざわざ配達員から購入しようとしない。

そもそも年賀状にライバル企業なんていないんだから、配達員がわざわざ営業しなくて良くね?って思ったものです。郵便局の独占商品を配達員同士が少ないパイを奪い合う。自分の担当でない他人の配達区域にズカズカ侵入して大口枚数の営業をかける。そしたら当然、局員同士喧嘩になりますわな。人間関係ドロドロで今思えば酷い職場だったなぁ

 

マンションと直接関係ない話ばかりしちゃいました。いつものことか。