皆と
み‐な‐と【港/×湊】
の解説
《「な」は「の」の意の格助詞。「水 (み) の門 (と) 」の意》
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1 海が陸地に入り込んだ地形を利用したり、防波堤を築いたりして、船舶が安全に停泊できるようにした所。港湾。「船が―を出ていく」
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2 川・海などの水の出入り口。みと。
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「すみやかにこの―に往き、水をもちて汝 (な) が身を洗ひて」〈
・上〉
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3 行き着いてとどまる所。
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「暮れて行く春の―は知らねども霞におつる宇治の柴舟」〈
・春下〉
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港とかけまして、筋肉痛ととく
そのこころは
どちらもしっぷ(ship・湿布)がいるでしょう
仕事終わりの散歩が趣味というか日課なのだけど、中でも港は特に好きだ。
いつも深夜に帰るので僅かな街灯しか無い暗い場所になるけど、そこに侘び寂びを感じてしまう。そして満月の夜は、海面に月の光と姿がうまいこと反射してそれはもう絵になる。
まぁ極稀に、夏休みのシーズンに若者たちが花火で遊んでいたりカップルがイチャイチャとしてる場面にも遭遇してしまうが、そのエネルギッシュな姿というか青春を謳歌してる感というのが微笑ましい反面、多少の妬ましさもあったり。
そういう苦味も含めて港の散歩というのは良い。人生も酸いも甘いも全て寛容に受け止めてくれる海。私もそういう存在でありたい。
と、競馬のマイルチャンピオンシップのハズレ馬券を握りしめながら今日も港をトボトボと歩いていくのだった。