ホッテントット(差別的呼び方らしいので取り扱いに注意)
コイ‐ぞく【コイ族】
の解説
《khoi》アフリカ南西部の に居住する遊牧民族。言語上では に属する。俗称、ホッテントット。→
コイ族とかけまして、最近勢いがなくなった暴走族ととく
その心は
どちらもみんぞく(民族・見ん族)でしょう。
さてさて、なかなかに話題に困る語句を引いてしまったぞと。謎掛けもここ最近でトップレベルに悩んだ。
そんなコイ族だけど、調べてみると人類最古の人種らしいですぞ。詳細は下記のサイトにゆずるとして
アフリカの民族だけど、その顔つきや遊牧文化はアジア系、特にモンゴル人的な香りがします。我々日本人のルーツにも案外コイコイ人が携わっていたりして。
アフリカの歴史を扱うとき、ヨーロッパからの侵略や虐殺等の闇の部分に目を向けない訳にはいかない様ですね。
その象徴の一つがサラ・バートマン。
コイコイ人の女性の特徴である後ろに突き出たお尻。それを珍しがってか面白がってか。オランダ人の奴隷だったサラを英国人が買い取って、本国で大道芸人の扱いとして見せ物として取り扱ったそうな。
これだけでも人道的にどうかと思う話だけど、更なる悲劇は耐性のないヨーロッパ気候の中で天然痘にかかってしまい、故郷に帰る願いも虚しくフランスの地で亡くなってしまう。
その体は医学の研究材料として。そして展示物として人類博物館に200年もの長い間、ホルマリン漬になってさらされてきた模様。昔の事とはいえ、人権もへったくれもない話ですね。
このブログには珍しく重い話になってしまったけど、色々考えるきっかけをコイコイ人は与えてくれたように思う。