タイマー

キッチン‐タイマー【kitchen timer】

 の解説

台所用タイマー。料理などの時間をセットすると、セットされた時間にタイマーが鳴って知らせる。

出典：kitchen timer（キッチンタイマー）の意味 - goo国語辞書

キッチンタイマーとかけまして、人気者になりそこねたポケモンととく

そのこころは

どちらもピッピとなるでしょう

几帳面か大雑把か。その２つの性格を分けるのは、もしかしたらキッチンタイマーの有無にあるかもしれない。

例えばカップラーメン。みなさんはきちんと時間を図っていますか？キッチンタイマーを使って。携帯のタイマー機能でも良いです。僕は何度か時計を確認して、あとは勘ってタイプです。おかげで出来栄えはバラバラです。

それにしても、電化製品の技術の発展が著しいこの時代。特に携帯電話はこの先どう進化するか全く想像がつかないくらいのスピードで進化していく。そんな中でキッチンタイマーだけは今も昔も変わらない。時間の設定だけしてスタートボタンを押して、その時が来ればピピピとなるだけ。ただそれだけ。インターネットが出来るようになるわけでもアプリをダウンロードできるわけでもない。なんならスマホのタイマーアプリで代用もできちゃうから、もはや不要じゃね？とすら思ってしまう。

それでも周りを気にすることなく、ただひたすら黙々と時間を図る姿は質実剛健さを感じてしまう。ラーメン屋の水蒸気や油まみれの現場でひたすら耐えて時を刻む男らしさ。繊細なスマホではおそらくすぐに壊れてしまうであろう環境で辛抱するところはサムライにすら思えてしまう。

そう。キッチンタイマーは２１世紀のラストサムライなのだ。そんなキッチンタイマーさんに僕は尊敬の意を隠さない。そして崇拝し続けることでしょう。

それでもカップラーメンで使うことはないでしょうけど。