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税金きら〜い

 の解説
  1.  中国、代の均田法下の税法。給田を受けた丁男(21~59歳)に課したもので、租は粟 (あわ) 2石、庸は年20日閏年は22日)の労役、または代納として1日当たり絹3尺、調は絹2丈と綿3両、または布2.5丈と麻3斤。8世紀後半、均田法の崩壊とともに両税法に移行した。

  1.  律令制で、唐制にならって行われた税制。→ → →調

 

出典:「租庸調(そようちょう)の意味 - goo国語辞書

 

租庸調とかけまして、フルマラソンのあとのランナーととく

その心は

どちらもぜいぜい言ってるでしょう。

 

学生時代に社会の授業で習いましたね。そんなにちゃんと覚えてるわけじゃないけども。
食べ物を取られる。服の素材も取られる。防衛のために北九州まで派遣されてタダ働きをさせられる。
それはそれは人を人と思わぬ地獄であったと。はるか昔の出来事なのに、先生がまるで実際に見てきたかのような口ぶりで語っていたことが印象的だった。

幼いながらもストライキなり反乱なりしないのかな?と、ぼんやりと思った記憶がある。いくら学識がなくて大人しい大衆とは言え、命や生活を脅かされて素直に従うものなのか否か。
それにいくら現代のような人種平等・差別反対という概念がなかったとは言え農民をボロ雑巾に使ってたら、生産性が上がらなくて最終的に税収が下がるでしょうに。

僕とて昔のことは知らないから、あれこれ語るのもおかしいかもしれないけど、多分、税制の質の悪さで言うと現代のほうがタチが悪い気がする。

確定申告する時に痛感するけど、制度が複雑すぎ。税の種類多すぎ。そして帳簿つけるの面倒臭すぎ。それなのに学校の義務教育でちゃんと教えてないのも問題じゃないかな。生活に直結することなのに。税の知識を与えると、国にバンバンクレームが来ることを恐れているのでは?と勘ぐりしていまう。

マスコミでは未だに消費税のことばかり報道されるけど、もっと幅広い目線で議論されるべきだよね。税は消費税は所得税だけじゃないのだから。
それだと複雑になって国民が話についていけない。ということになるなら、やっぱり税金の制度に問題があるし、その教育に大きな血管があると言わざる負えない。