固形こっこー
こけい‐ねんりょう〔‐ネンレウ〕【固形燃料】
の解説石鹸 (せっけん) 類あるいは酢酸セルロースにアルコールを含ませてゲル状にし、缶詰にした携帯用燃料。固形アルコール。
出典:固形燃料(こけいねんりょう)の意味 - goo国語辞書
辞書を適当にパラパラめくる。もしくはランダムセレクトで単語を導き出して
くれるサイトがあるので、そこから選ばれた単語をテーマにして記事を作るや
り方でブログを更新してるのだけど、今日は久々に扱いに困るフレーズを引き
当ててしまった。なにせ辞書の解説を読んでもいまいちよく分からない。
そんな頭の悪い僕は、仕方なくグーグル検索をかけてようやく固形燃料が何と
やらを理解する。
ほら、旅館や和食料理屋さんの●●御膳という形でよく提供される1人用の小
さい鍋のやつ。その下にパッと見、丸っこいキャンドルみたいなやつあるじゃ
ないですか?チャッカマンで火をつけて小鍋を温めるやつ。
言葉で説明するよりも画像見せた方が手っ取り早いのリンク貼りますけど、あ
れが固形燃料と言われるものだそうです。
キャンプをよくする人にとっては割と身近なものみたいですね。固形燃料を知っ
てるか否かでインドア派かアウトドア派かを知るリトマス試験紙になろうとは思
いもしなかったけども。
しかしこうして固形燃料に注目し、考える機会なんて今後一生ないかもしれない。
そもそも興味ないし、この先関心を持つこともおそらくない。燃えて消え去る燃
料と一緒でなんと儚いワードでしょう。用事が済んだらおさらばよ。
それでも、こいつがいるおかげで僕らは場所を問わず暖かい鍋物をいただける。
決して目立たぬが、我々に小さな幸せを与えてくれる。
誰からも注目もされず、しかし健気に使命を全うしようと短い命を燃やすその姿。
私たち人間も学ぶべき点が固形燃料には含まれているのかもしれない。主役だけ
では世界は成りたたぬし、暖かい料理は食えないのだ。