カストリ焼酎三合を飲めば目がつぶれる。それ毒薬じゃね?
カストリ雑誌(かすとりざっし)
辞書と戯れてると、こんな初めて出会う単語もあり。
知らない世界を垣間見た気がして面白い。古本用語みたいですよ。
要は終戦後に出回った粗悪なエロ本ということなんだろうけど、
グーグルで画像検索で表紙を拝見するだけでも時代を感じられて
趣深い。
しかしノスタルジックな女性の絵はいいとして、何やら
「ヒロヒト君を解剖する」なんて文言が見受けられるけど、
いくら戦後の混沌とした時期とは言え、そんな昭和天皇をいじる
様な記事を書いても大丈夫だったのかしら?と、他人事ながら
心配になってしまう。
ああ、だから三号くらいで廃刊になってしまうのね。考えたら
納得。
それにしてもこういう俗悪な雑誌達が戦後の傷ついた男達の心と
下半身を癒し、日本復興に一躍を買っていたのかと思うと、胸が
熱くならなくもない。こういう部分だけは現代と何も変わらない
なぁと思うんだ。エロは強し。