辞書と暮らせば(休業中)

3月前後に復帰予定

日常会話で使われるところをほとんど見ない単語

 の解説
  1.  光が当たって、障子や地上などに映る人の影。

 

出典:影法師(かげぼうし)の意味 - goo国語辞書

 

影法師とかけまして、ストーカーととく

そのこころは

どこまでもついて離れない存在でしょう

 

このブログで何度も語っているけど、深夜の散歩が趣味。

 

自然公園を歩きながら月光を浴びて、地面に写る影法師を時々ぼんやりと眺める。

 

田舎なので自分とその影法師以外、そこには誰もいない。こういう孤独感がたまらなく好き。人付き合いに疲れた日は特にそう。ひとり歩き回ることで思考の整理ができるし、一日の心身の疲労を浄化してる感じがある。稀におまわりさんから職質受けるのがたまに傷だけど。

 

毎日のように影法師を見てると、その日の自分のコンディションがある程度分かるようになった。とりあえず疲れていると猫背になりやすい。気分的に落ち込んでいるときも同様。それを確認したらシャキっと背を伸ばして歩く。

姿勢と精神状態が連動するのは本当で、気分が優れないときこそ背筋をまっすぐにした方がいい。それで気分が良くなるまではいかないけど、少なくともそれ以上に落ち込むことはなくなる。部屋に閉じこもっていると、こうはいかないからね。

 

影は自分を客観視するのに優れていると言える。

客観視したいなら鏡をつかえばいいじゃない?という意見もあると思うけど、鏡は自分にとっては色々と詳細に見えすぎる。

何でもかんでも見えればいいというものじゃなく、そういうのは木を見て森を見ずの状態を招きやすい。ぼんやりと全体像を眺めることが出来たらそれで十分なのだ。

 

と、それっぽいことを語ってみたけど、本当は自分のブサイク顔をいちいち再確認するのが嫌なだけ。別に他人からナルシストと思われてもいいから、ガンガンに鏡を使ったほうが自分を磨けるから良いと思う。

 

僕は影法師で十分です。