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JK(常識的に考えて)

 の解説
[名・形動]常識のないこと。常識を欠いていること。また、そのさま。「非常識な言動」
[派生]ひじょうしきさ[名]

 

出典:非常識(ひじょうしき)の意味 - goo国語辞書

 

非常識とかけまして、ドローンととく

その心は

どちらも浮きやすい存在でしょう。

何を持って常識とするか。時代によってコロコロ変わるもの。
 
健康などはその典型かもしれない。ちょっと昔だとカルシウムが持てはやされていて、1日600mgを取りなさいとよく言われていたものです。牛乳で1日3杯分。
ところが、最近ではカルシウムの摂りすぎは動脈硬化を引き起こしやすいと言う。そもそもカルシウムは体内に吸収されにくいので、目標の600mgを摂取しようと思うと倍の6杯を飲まないといけないだとか。そんなに飲んだらお腹を下してしまう。挙句に600mgもカルシウムを摂る必要がないと言う者も現れる始末。
 
こんなのは氷山の一角で、ダイエット関連に至っては玉石混合のカオスと言って良い。痩せたければカロリーを取るなと言う専門家がいれば、一定の量を食べないと却って太りやすいと主張する医者もいる。運動も走れと主張する者もいれば、走っても意味がないとおっしゃる者も少なくない。
何が正しくて何が正しくないか、もはや誰も分からないと言っても良いかもしれない。
 
健康もそうだし、経済や倫理も時代によって常識・非常識がコロコロ変わる。現代はインターネットのおかげで我々が受け取れる情報量が昔よりも格段に増えた。だからこそ僕らは真偽含めて情報に踊らされてると言っても良い。
 
結局頼れるものは自分自身。自分の体感覚を磨くことが重要なのだと最近思います。ブッダも自分の感じた事以外を信じるな、次々出てくる経典を信じるのではなく確かめろと言っている。
 
もっともっと自分で考えて、行動して確かめるようにしないとね。常識は決して、僕らの人生の責任を取ってくれない