にらめっ子政策
にらめっ‐こ【×睨めっこ】
の解説[名](スル)
1 相手とにらみ合うこと。
2 注意してよく見ること。「説明書とにらめっこしながら操作する」
3 子供の遊びの一。互いににらみ合って、先に笑ったほうが負けとなる。にらみくら。にらめくら。
みなさん。人の目を見て話してますか?
これを読んでるそこの奥さん。人見知りなんてしてませんか?
どちらも出来ていないコミュ障のそこのあなた!
そんなあなたにとっておきのコミュ力強化訓練法を授けましょう。
今から私に続いて以下の呪文を唱えましょうね。せ〜の!
ダルマさん ダルマさん にらめっこしましょ
笑うと負けよ
あっぷっぷ
さて、にらめっこという言葉を引いてしまったが為、何か語れるネタはあるまいかと、いつものようにグーグル先生で調べたみましたところ。
そもそも、にらめっこの起源は鎌倉時代。目勝ち、あるいは目比べと言われる武士のメンタルトレーニングの一種だったそうな。いくさや一対一の決闘の最中に、相手の気迫に圧されて目を逸らしたが最後。一瞬で斬られて人生おしまいと言う物騒な時代でありましたからね。
日頃から目と目を合わせて睨み合い、目を逸らすことのないよう目比べの訓練を行ってきたのだそうな。
それが今のような笑ったら負けのにらめっこに変わったのが、平和になった江戸時代あたり。子供の遊びと同時に相手の目を見て話す訓練も兼ねていたそうですぞ。今も昔も、人の目を見るのが苦手な人見知り気質は変わらないと言うわけですな。ニッポンジンシャイデスネ。
古きを温ね新しきを知る。なんて言いますが。
たかがにらめっこと言えど、何の効果も意味も無ければ令和の今まで何百年と受け継がれている筈はないでしょう。真面目に取り組みさえすれば、コミュ力全盛の現代社会においても、大きな成果をあげてくれるのではないでしょうか?少なくとも肝はすわりそう。
これを機に、コミュ障のあなたも友達や恋人と共に、にらめっこの練習をしていきましょう。きっと今よりももっと仲良くなれるかもよ?
え?コミュ障だから友達も恋人もいない?はっはっは!そう言えば俺もだった。