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イエス!ロッケンロール

 の解説

1960年代後半に現れたロックの演奏スタイル。絶叫するようなボーカルと強烈なビート、増幅した大音響を特色とする。

hard rock(ハードロック)の意味 - goo国語辞書

 

 幼少の頃はフォークやポップスが大好きで、さだまさしとか槇原敬之なんかをよく聴いておりました。ロックのような激しく叫ぶ系の音楽はどちらかというと苦手でしたね。というか怖いと思ってた。

そんな僕の好みが一変したのが中学生の思春期真っ只中。当時、聴いていたラジオから流れて来たミッシェルガンエレファントのジャブ。もう衝撃でしたね。ジャブとしか言ってない歌詞にも驚いたし、爆音に心が震えました。

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きっとストレスが溜まってたんでしょうね。学校楽しくなかったし家庭面でも色々問題ありましたので。鬱屈してた心にパンクロックがガツンと来たといいますか。

そこからロックに目覚めて、ローリングストーンズやレッドツェッペリンなどの海外のロックにもハマり。洋楽に比べたら日本の流行歌なんてしょぼいしょぼい。薄っぺらいぜ!なんて周りにのたまう痛い時期もあった10代でございました。嗚呼、思い出すと顔から火が出そうな。

良くも悪くも10代20代はエネルギーがありますからね。感情(特に怒り)をストレートにぶつけるハードロックとなんと相性のいい事でしょう。

 

30代のおっさんとなった今。まだまだ若いが酸いも甘いもそれなりに体験すると、がっつりとは聴かないものの演歌が染みちゃったりしてね。

でも歌詞をちゃんと見ると、だいたい退廃的と申しますか。失恋がどうの不倫愛を歌っちゃったり、人生なんてクソだ〜なんて内容の曲も珍しくないんですよね。演歌って。ロックも大概、負のエネルギーが源だったりするので、そういう意味じゃ案外この二つのジャンルは、一見真反対に見えて奥底は一緒だったりするんですよねぇ。演歌は日本の心。これ即ち日本の心はロッケンロールと言っても過言ではないかもしれないよ?