辞書と暮らせば(休業中)

3月前後に復帰予定

う、うしあたま・・・

地獄にいるという獄卒ごくそつ(地獄で罪人を責めさいなむ鬼)のこと。また、地獄の獄卒のように情け容赦のない人のこと。
注記
仏教のことば。獄卒は頭が牛や馬の形で、からだは人間の形をしていることから。
出典
大智度論だいちどろん
用例
鬼と言ふ語は、仏教の羅卒と混同して、牛頭ゴヅ・馬頭メヅの様に想像せられてしまうた。〈折口信夫・鬼の話〉

出典:牛頭馬頭(ごずめず)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

 

牛の頭の妖怪といえばミノタウロスが思い浮かぶが、仏教の政界でも似た生物がいる

らしい。現世で悪いことをすれば、鬼の獄卒と一緒に罪人を拷問する役目みたいね。

こういう架空の生き物も載せてるのだから辞書は懐が深い。

しかし天国に行く人物というのはどういう人だろう?嘘をついただけで舌を引っこ抜

かれるのだから、天国のハードルって想像よりもずっと高い気がする。

虫や微生物を殺さずに生きることは不可能だし、多くの命を失って生きているとも言

えるそういう意味では生きてることがすでに罪?いやいやいや、こっちの意志で生ま

れてるわけじゃにのに、それで罪人扱いはあまりに理不尽。

まぁ地獄にビクビクして暮らしてたら、現世が面白くなくなる。せめて犯罪を犯さぬ

ように暮らして生きたい。どうせ地獄に落ちるなら、美人の鬼さんに裁かれたいもの

ですね。