辞書はますます厚くなる。ってか
闇堕ち
読み方:やみおち
善悪や美醜といった二元論的な価値観において、それまでは真善美に価値を見出して志向していたが、ある契機を境に醜悪・残酷・非人間的・悪魔的な要素を志向するようになる様子を指す言い方。主にマンガ・アニメ等における物語の展開上では一種の定番として扱われる。
真善美はただの綺麗ごとであり虚飾に過ぎない、そなものに囚われても空しいだけであり悲しみは癒えることもない、そして、残酷さや凶悪さこそが人間の本質である、と悟るような価値観の転換が闇堕ちのきっかけとして描かれやすい。
出典:「闇堕ち(やみおち)」の意味や使い方 Weblio辞書
誰も読んでないブログが始まるよー。こんな用語もあるんだね。
こういうのは誰が考え執筆してるんだろうね?心なしか説明内容も
中二病に見えなくもない。
闇堕ちと呼べるかはわからないけど、学校の道徳教育に疑問を持つと
いうか、胡散臭いと思うようになったきっかけは中二の頃に中島らも
の「こらっ」というエッセイ書を読んだことが始まりだった。
中島らもさんは良い意味でも悪い意味でも、僕の人生観を変えた方。
明るい悩み相談室でおもろいおっちゃんというイメージを持ち、先ほどの
エッセイで頭を打ち砕かれたというか、道徳観が変わったことを思いだす。
彼は灘中・高校という名門中の名門の学校に通っていて、その中でもトップ
クラスの成績を納めていたにも関わらず、デカダンス文学に触れてから
成績が急下降して、その後も退廃的な生活を送っていた方。
そんな退廃的な姿に憧れて僕もみるみるうちに学校の成績が急下降。
不良になる度胸はなかったけど、先生の言うことは左から右に聴き流して
いた。校長先生の話なんて偽善者のたわ言としか思わなかったからね。
まさしく中2病。タチの悪いことに35になった今も完治してないような
気がする。
まぁおっさんになった今になって思うことは、善人になっても悪人に堕ちる
にしても、自分で考え、自分で判断して、自分で決断する。そしてその
決断に対してどんな不幸が起ころうと決して後悔しない。そこじゃないかな。
そう言う意味では、今、後悔があるとしたら中2病になったことではなく、
自分で物を考えずに中島らもさんの言うことを鵜呑みにしたこと。
いや、鵜呑みにしたと言う表現は間違ってるな。中島らもさんは今でも尊敬し
てるし。そうじゃなくて自分の哲学だと思ってることは、ただのらもさんの
コピーになっていること。学校が正しい中島らもが正しいではなく、どっち派
でもいいけど、最終的に自分で考えて自分で判断する。そこなんだ。
黒歴史を一部公開したが、こう言うのは人が読んでないとわかってるから書ける
事だなぁ。なんて思う。