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3月前後に復帰予定

歓喜の歌の合唱パートは好き

 の解説
[名](スル)
  1.  大ぜいの人が声を合わせて歌ったり、同じ文句を唱えたりすること。「賛美歌を合唱する」「万歳の合唱が起こる」

  1.  音楽で、二つ以上の声部を組み合わせて大ぜいで歌うこと。声部の数により三部・四部合唱など、また、男声・女声・混声合唱などに区別される。コーラス。→斉唱 →重唱 →独唱

 

出典:合唱(がっしょう)の意味 - goo国語辞書

 

合唱とかけまして、昔の中国ととく

その心は

どちらもこうてい(高低・皇帝)が強く影響してるでしょう

 

集団行動が苦手な人間にとって、嫌な学校のイベントの一つが合唱の練習。

 

運動会や始業式・終業式。卒業式に入学式。小中のあらゆるイベントで必ず歌われる校歌。

 

その校歌の練習でよく放課後遅い時間まで残っていたことを覚えている。

 

オトナの社会でも、例えば自衛隊で国家の合唱を練習させたり、会社によっては社歌を歌わせる所もあるけども。日本人特有の協調性を養うのにうってつけなのが合唱なのかも知れない。

事実、ADHD気味で落ち着きのない子供だった僕がおっさんになった今、それなりに真っ当な社会人生活を送れているのは、そういった教育の賜物なのだろう。

現在となっては感謝もあるが、当時は本当に嫌でしょうがなかった。

 

とにかく帰って遊びたいゲームして走り回りたい。この時間が退屈でしょうがない。真面目に歌っても担任や音楽の先生からダメ出しをくらう。そして怒られる度に”たかが歌に、なに大人たちがムキになってんの?”って内心バカにしてる僕がいた。(今思うと本当に可愛げのないガキンチョのわたくし)

 

小学校の高学年になってくると、「あれ?最初から口パクで行けば、名指しでダメ出しされないんじゃね?」と、悪知恵を身につけ。終始歌ってるふりしてお茶を濁してたら、隣りにいた真面目な女子に「先生〜!俺くんだけ歌ってませ〜ん」なんて暴露され。後でこってりと絞られたのはいい思い出だ。

 

今思えば舐めていたんでしょう。合唱を含め、先生や学校そのものを。そしてその態度故に後々、大人になって様々な苦労を味わう羽目になるが、それはまた別のお話。

 

そういえば、あれだけ合唱に力を入れてた小学校と中学校だったが、最後の最後まで日本国家だけは歌うことがなかった。バックの日教組が強く働いてたからね。其のへんのドロドロとした大人の闇は知らぬが花でしょう。