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真田記念日

 の解説

徳川家康豊臣氏を滅ぼした戦い。慶長19年(1614)冬の戦いを大坂冬の陣、元和元年(1615)夏に再開された戦いを大坂夏のという。

 

出典:大坂の陣(おおさかのじん)の意味 - goo国語辞書

 

大坂の陣とかけまして、エコノミー症候群ととく

そのこころは

どちらもけっせん(決戦・血栓)と言えるでしょう

 

ゲームの影響もあって、歴史を知らない人でも名前だけは分かる人の多い真田幸村

 

大坂の陣にて敵方から”日の本一の兵”と称賛されたことで一躍名を挙げたが、それ以前の功績についてはよく分かっていない。豊臣秀吉のもとに人質として出され、馬廻衆として働いていたことだけは分かっているが、同じ側近の石田三成と比較して目立った活躍をしたわけではなさそうだ。まぁ馬廻衆自体が会社の幹部候補生みたいなものだから、エリートには違いないのだけど。

 

嫌な言い方をすれば、大阪の陣だけの一発屋の武将。という表現もできる。事実、そう言って馬鹿にする歴史好きも少なくはない。

 

通常、一発屋と言うと、あまり良い意味で使われることはない。芸人やアーティストになるとそれが顕著になる。○○がヒットしただけの一発屋(笑)みたいな。で、そう言って笑ってる奴は一発すら当ててないのが大半だったりする。

 

というか、そもそも人生で一発大当たりできたらそれで十分じゃなかろうか?それが出来ずひっそりと人生を終える人が大半のこの世の中で。

 

特に現代は、時代の移り変わりがとても激しい。そんな中で人々の記憶に残り続けることがどれだけ難しいことか。例えば今から3年前に一番印象に残った事件は?その時期に一番テレビで見た芸能人は?と、聞かれて、ぱっと応えられる人が果たしてどれくらいいるだろうか。去年一番耳にした楽曲は?という質問すら危ういかも知れない。

 

ここ数年の出来事ですらそうなんだ。それがおよそ400年前の出来事で、そこから現代まで名を残し続けてる真田幸村がどれだけ奇跡で凄いと言えるか。

 

流石に彼のように歴史の教科書に載りそうなほど活躍しようと思わないけども。

 

一瞬で良い。最後の最後の瞬間だけでも良いから、人々の記憶に残るような爪痕は残したいとは思う。この世を生きた痕跡と言うかね。。勿論、迷惑ユーチューバーのおでんツンツンみたいなしょっぱい出来事ではなく。