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私の童貞も褫奪してほしい。なんつって

 の解説
[名](スル)うばうこと。無理に取り上げること。剝奪 (はくだつ) 。「位階を褫奪する」

褫奪(ちだつ)の意味 - goo国語辞書

 

褫奪とかけまして、姉の子供の葬式ととく

そのこころは

どちらもめいよなくなる(名誉無くなる・姪よ亡くなる)でしょう

 

いくら日本人といえど、知らない日本語の1つや2つ。100個や1万個以上だってある。

 

今回の褫奪も其の一つ。グーグルで検索しても、古い小説や明治に制定された勲章褫奪令という法例文でしか見かけられない。

 

池袋の暴走事故で書類送検された飯塚幸三氏が、瑞宝重光章という勲章を褫奪されるんじゃないかという話もあるらしい。

 

ネットがそれほど浸透してない時代であれば。ちょいとニュースで話題になったあとは、ひっそりと世間に忘れられてのほほんと生きていられたであろうに。今ではSNS界隈で「上級国民」などと言われて揶揄されている。

このまま逮捕も褫奪も無いとなれば、我々下級国民(?)も黙ってはおるまい。ネットに真実があるなんて思いはしないけど、それのおかげで一般人も権力に対してある程度抵抗出来るようになったことは違いない。

 

其の意味では、政治家を始めとする公人達は今後ますます大変になっていくだろう。365日、常に国民から監視されており。ちょいと悪事を働けば、たちどころにその噂が日本中に広まってしまう。それが真実だろうと冤罪だろうと関係ない。

其の拡散力とスピードの凄まじさを考えるとさぞかし胃の痛い毎日だろうな。なんて想像してしまうけども、過去の己の不祥事を省みることなく自民党の疑惑をめちゃ堂々と叩く野党議員の面の皮の厚さを見ていると、僕のような小心者かつ小市民とはそもそも精神の構造が違うのかも知れない。

 

その厚顔無恥と言うか、神経の図太さだけは褫奪してみたいとは思う。