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悪代官

の解説
  1. 中世、主君の代わりとして事にあたった者の総称。特に、守護地頭の代官である守護代・地頭代をさすことが多い。

  1. 荘官の一。一定額の年貢納入を請け負い、支配の実務を行った。

  1. 戦国時代、大名のもとで地方役人として実務に当たった者。

  1. 江戸時代、幕府・諸藩の直轄地の行政や治安をつかさどった地方官の称。

出典:代官(だいかん)の意味 - goo国語辞書

 

お代官様とかけまして、ストレートでウイスキーを飲めません。ととく

そのこころは

そちらもわる(悪・割る)よのう〜

 

テレビの時代劇の言うような悪代官は意外と少なかったらしい。私利私欲に走って圧政を強いようものなら、農民が耐えられなくて逃げてしまうから。そのため、不正を働いた役人は罷免。場合によっては切腹あったという。そして鈴木重成という代官などは、重税に苦しむ庶民の為に自刃をしてまで減免を訴えたというから、悪代官のイメージとは真逆といっても良い。

この様に江戸時代の役人は自制心がしっかり働いてたし、己を律する為の厳しい処罰も存在していたとの事。現代の政治家や官僚には爪の垢を煎じて飲んでもらいたい話。

 

森友学園なり桜を見る会なり。安倍首相を厳しく追求する報道や野党の動きもありますが、一体総理はどこまで嘘を言ってるのか。そもそもどういう汚職事件でどういう法律違反を犯したのか、その要点すらよくわからないけども。

与党にしろ野党にしろ。そんなに森友や桜を見る会に問題があるなら、どうして二度と同じ事を繰り返さない様に、厳しい罰則を求める法律を作ろうとしないのか?監視を厳しくする法律を作れば良いじゃないの。そこが不思議で仕方が無い。

まぁ汚職事件そのものは本当はどうでもよくて、安倍首相を降ろす事が出来たら大義名分はなんでもいい。というのが本音なのは何となく分かりますけどね。

政治に疎い僕ですらそう感じ取るのだから、もっと賢い有識者はそんなさもしい魂胆なんてとっくに見抜いてるでしょうに。そんな権力争いに国民は白けた目を向けてるといい加減気づいて欲しい物だけど。

 

鈴木重成のような名代官たれとは言わない。けどせめて給料に見合った責任感を持った仕事はしてもらいたいとは思う。一生懸命汗水流して仕事してる感が伝わる場面が、選挙活動の時しか見当たらないのはあまりにも情けない。