辞書と暮らせば(休業中)

3月前後に復帰予定

ドラマのトリックは見たことありません

 の解説
  1.  人の目をあざむくためのからくり。詭計 (きけい) 。「トリックを見破る」

  1.  「トリック撮影」の略。

 

トリックとかけまして、日曜大工とときます。

その心は

どちらもきけい(詭計・木系)を使うでしょう。

 

ブログに謎かけを導入するようになってから、更新に時間がかかるようになってきた気がする。早くも後悔の予感!

 

手品のワードでユーチューブの検索をかけたところ。出てくる出てくる手品の種明かしの動画。

マジックも随分と身近なものになったなぁと痛感します。

この手の動画を見て時間作って黙々と練習をしさえすれば、僕も1流とは程遠くもいっぱしの手品師になれるのでしょう。

 

大変なのはプロのマジシャンですよね。業界事情は全然知らないけれど、例えばマジシャンセロのような圧倒的なパフォーマンスを披露するか、あるいはマギー司郎のような軽妙な面白トークでお客さんを楽しませるか。その二極化のどちらかで行かないと、その仕事で食べていけないような気がする。

 

まぁこんなのは手品師に限らず。整体師や料理人やら医者やら弁護士やら。色んなやり方やテクニックを動画で披露してくれています。情報だけに限れば、もはやグーグルとユーチューブがあれば事足りると言っても過言ではないと思う。

後は全て受け手次第。その情報をどうやって仕入れて調理していくか。そしてそれをどうやって世間に表現していくか。いっぱしの職業人として信頼されて食ってくためには、自己プロデュース力が問われる時代になってきたのかな。

 

先生や親の言う事だけを素直に従っていけばいい時代はもうそろそろ終焉を迎えるかもしれない。試験の点数だけ良ければいいわけではない。自分で物を考え、失敗してもいいからとにかくトライアンドエラーを繰り返す。そんな力を磨かなければいけない時代。従順で失敗を極端に許さない現代日本人が、一番苦手とする分野ではある。

 

トヨタの社長や経団連の会長が、終身雇用は難しいと公言していた。本音なんだろうけど、自分で自分の首を絞めると言う意味において、とんでもない失言をしたんじゃないかな。

今の子供たちはユーチューバーに憧れているそうですね。その事自体はどうかな〜と、おじさんは思うけれど。ユーチューバーこそ自己プロデュース力が一番欠かせない分野でもある。独立意識を養う意味では、打ち込んでみても悪くはない。

そしてそんな子供たちが大人になった時、素直に会社の奴隷になるだろうか?終身雇用の保証はゼロ。安い賃金で定年までこき使われるほどバカではなかろう。その点で、未来が楽しみではありますね。